理事会決議による公認講師会員除籍処分について

 JESCAでは2017年12月3日付で、関東エリア在住の公認講師1名からの退会の申し出に対し、資格の不正取得の発覚による自主退会として除籍処分相応として満場一致で決議したことをご報告いたします。

 除籍処分対象者は、上級の審査課題である12星座の消しゴムはんこのデザインについて、占いサイトのイラストレーションとの類似性に関する指摘について、デザインを参考にした事実を認めたため、このような結果となりました。理事会では除籍処分対象者が制作した12作品のうち7点についてデザインが占いサイトのものとほぼ同一であり、ほか1点についても若干のアレンジを加えただけであるという判断に至り、参考のレベルを超え意図的なデザイン流用(盗作)であることを結論付けました。

 JESCA理事会では「JESCA消しゴムはんこ技能認定資格制度」の社会的信用を揺るがす極めて悪質な不正行為として、設立以来初めてとなる「除籍処分」かつ「資格の永久取消し」の通告を行いました。このような結果となり、理事会一同、たいへん遺憾ではありますが、JESCAの資格制度の信頼を損なう不正を看過することはできません。理事会の決定にご理解いただけますよう、ご協力をお願いいたします。

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